ところで青汁は何に効くの?

「味は別として、青汁は健康にいい」
この点に関しては多くの方が何となくご存じで、特に異論も無いかと思います。
何しろ岩波書店の『広辞苑』にも、"薬用"の青汁の原料と紹介されるほどです。

ただ、実際に青汁がどのような効果を持っているのか、
具体的に説明して欲しいとお願いされた場合、できる人の方が少ないかと思います。いかがでしょうか?
何となくビタミンが補えそうで、何となく美容や健康に良さそうという印象はあるかと思いますが、
具体的にどのような効果とメリットがあるのか、今回は考えてみたいと思います。

便秘の改善が何よりのメリット

青汁にはビタミンやミネラルが豊富に入っているので、野菜の不足しがちな現代人にとって、
栄養補給源として貴重なメリットがあります。
その中でも最大のメリットは何かといえば、「便秘にいい」という点ではないでしょうか?

青汁は食物繊維が豊富です。食物繊維は排便と深く関連する、人間にとって不可欠の栄養素になります。
厚生労働省の発表によると、現代人の食物繊維の摂取量は、
戦後間もないころの日本人と比較して、大幅に減っていると分かっています。
青汁を飲むだけで、水溶性の食物繊維を豊富に摂れます。
当然、排便の改善にも重要な役割を果たしてくれます。

定期的な排便がなぜ重要か?

そもそもなぜ便通の改善が重要なのでしょうか?

その理由は、便秘が人体に与える悪い影響を考えると分かります。
便秘の解消は単に美肌やダイエットといった「気軽な」効果にとどまりません。

  • ・腸の病気(がんを含む)予防
  • ・代謝に関する病気の予防
  • ・血中コレステロール濃度の改善

などの重大な効果があるのです。
例えば便秘になると、コレステロールから作られる胆汁酸を体外に出せなくなります。
便を使って胆汁酸を効率良く排泄できなくなると、血中のコレステロール値が高まります。
血中のコレステロールが慢性的に高まると、動脈硬化などのリスクも高まります。
便秘をあなどってはいけません。命を左右する重大な病気のリスクも、便秘で高まるのです。

目安は1日1回の排便があるか

便秘といっても、個人差があります。
つらくない限りでは、1日1回便が出なくても便秘とは言わないという意見も中にはあります。

ただ、あくまでも参考として1日1回の便通があるか、ご自分の状況を考えてみてください。
便秘が続く場合は、積極的に食物繊維を口に入れて改善する必要があります。
食物繊維とは豆類、野菜類、果実類、キノコ類に多く含まれていますが、
忙しい毎日を送っているとなかなか口にできない食材ばかりかと思います。そこで青汁が役立ちます。

青汁には食物繊維が豊富です。
食物繊維の十分な摂取が、心筋梗塞(こうそく)の発症率を下げるという観察結果も欧米では報告されています。
便秘を甘く見ないでください。便秘に慢性的に悩む方は、
今すぐ食物繊維の摂取を青汁で開始した方がいいかもしれません。